私は冠婚葬祭のしきたりや伝統行事にかなり疎いのですが、幸い妻がそちら方面に明るく、何かと助けてもらっています。
今年は父の新盆。一般的には8月中旬ですが東京のお盆は7月中旬。そこまでは認識していましたが、では具体的にどうするか?
妻と相談の結果、7/13~16まで(直葬のときと同じように)ピアノを臨時の盆棚にしてお迎えしました。
尤も、父の遺骨はまだ我が家に安置してあります。仏壇も整えていないのですが、そうした壇に納まるより、しばらくは私たちと一緒に居間にいるほうが父も喜ぶだろうということで。
従って、「お迎えする」という感じではないのですが、とにかく、しきたりに沿ったかたちで父を偲ぶことに。
普通は「親族や故人と親しかった知人などを招き、僧侶を呼んで法要を営んでもらう」と妻から教わりました。
しかし、父は特定の宗教を信仰していたわけでもなく、また年齢的にも84歳と高齢でしたので、そうしたことはせず。
父の好物などをお供えし、お線香をあげるくらいのささやかなものにしました。盆飾りも今は近所のスーパーで簡易なものが買えますので便利。
うわべの形式ばかりで、厳かさが無いのは否めませんが、いずれにしても大切なのは「形」よりも「心」です。
他界してからまだ半年しかたっていないのですが、ずいぶん昔のことのように思えます。