ご存知のように旧国鉄の旅客輸送は民営化され、現在JR6社(北海道、東・西日本、東海、四国、九州)に分割されている。
さて、各社間の境界線はどのように決まったのか。このことについて「JRの神」から興味深い話を聞いた。
JR北海道とJR東日本。問題は青函トンネルをどちらが担うか。維持には莫大なカネがかかるからどちらも持ちたくないが…結局、全て北海道の負担に。
JR九州とJR西日本。こちらは(西日本の)山陽新幹線が新下関を越え、(九州の)小倉-博多まで西日本管轄になり、ドル箱路線(小倉-博多)の収益は九州にあがらず。
当時の経営陣内部の力関係が色濃く反映。本州は安泰、北海道や九州は今も厳しい経営が続く…。