先週のこと。仕事を終えて帰る支度をしていたら、「人身事故の影響で中央・総武線が大幅に遅れている」という情報がスマホに届いた。
全線で長時間止まっていたが30分ほど前に運転を再開したようだ。待たされるのを覚悟しつつ駅へ向かった。
案の定、電光掲示板には「三鷹行き:1時間以上の遅れ」の文字。通常なら表示されている発車時刻は表示なし。
改札を抜けて重い足取りでホームへ。これは結構待たされるかもと思いきや、間もなく「三鷹行き」がすべり込んで来たので驚いた。車内の混雑もさほどではない。
尤も、よく考えてみれば都心はダイヤが密だから、運行が再開さえすれば電車は次々と来るわけで、飛行機が1時間遅れるのとは事情が全く違うのだ。
すぐに電車は出発。車掌のアナウンスに耳を澄ますと「この電車は新小岩駅での人身事故の影響により1時間ほど遅れて運行しています」とのこと。
確かにこの電車は1時間遅れているのだが、そのために私の行動はどのくらい遅れたかといえば、たったの3分だった。